しっかり噛むとどんな良いことが?肥満予防、ガンの予防にも!
こんにちは。本町ノーブル歯科 矯正歯科です。今回は、咀嚼がもたらす効果についてお話しさせていただきたいと思います。覚えやすいキーワードをご紹介するのでぜひ、最後までお読みいただき、咀嚼の効果を頭の片隅に入れ、ふとした時に意識していただければ嬉しいです。
*「ひみこのはがいーぜ」とは?
唾液には、8つの効果があります。それぞれ、とても大切な効果ではありますが、8つもあると覚えるのも大変ですよね。またすぐ忘れてしまいます。そのため、8つの効果の頭の文字をとって「ひみこのはがいーぜ」といいます。初めて耳にした方のためにも、唾液の8大効果をご説明させていただきます。
「ひ」=肥満予防
「み」=味覚の発達
「こ」=言葉の発音はっきり
「の」=脳の発達
「は」=歯の病気予防
「が」=がん予防
「い」=胃腸快調
「ぜ」=全力投球
・「ひ」(肥満予防)
よく噛まずに食べると、食事が早くなり、満腹感を得られるまで沢山食べてしまい、過食につながります。よく噛むことで満腹中枢が刺激され食べ物を沢山摂取したという満足感が得られ、肥満を防ぐことが出来ます。
・「み」(味覚の発達)
よく噛むことで、食べ物の素材そのものの味がよく分かるようになり、味覚の発達につながります。
・「こ」(言葉の発音はっきり)
よく噛むことで、顎が発達し、歯が正しく生えそろって、咬み合わせもよくなります。そのため、正しい発音ができるようになるといわれています。
・「の」(脳の発達)
よく噛む事で脳細胞の働きを活発にします。そのため、認知症の予防になともいわれています。
・「は」(歯の病気予防)
よく噛むことで、顎が発達し歯がきれいに生え揃います。すると、歯が磨きやすくなり、むし歯を予防し、歯垢も停滞しづらくなるので、歯周病の予防にもなります。
・「が」(がん予防)
唾液の酵素が発がん性物質の発がん作用を消す働きがあります。発がん性物質を唾液に30秒つけておくと毒消しの効果もあるそうです。
・「い」(胃腸快調)
よく噛むと消化吸収が良くなり、胃腸の働きが活発になります。
・「ぜ」(全力投球)
歯並びと運動能力には関係があることが分かっています。全力投球する上で歯は大切です。歯を強くするためにも唾液はとても重要なのです。
*さいごに
今回は、唾液の8大効果についてお話しさせていただきました。唾液は歯の健康にとっても、全身の健康にとってもすごく重要な役割を果たします。皆様、ぜひ「ひみこのはがいーぜ」で覚えて下さい。そして、毎日の食事でよく噛むことを意識しましょう。
当院では、幅広い診療を行っております。痛みや不具合のお悩みだけでなく、審美的なお悩みにも対応しておりますのでお気軽にご相談下さい。
監修者情報
谷口 貴一 本町ノーブル歯科 矯正歯科 院長
2013年に大阪歯科大学を卒業後、兵庫県の医療法人の矯正・小児歯科クリニックと大阪歯科大学口腔インプラント科で臨床研修修了。その後1年間大阪歯科大学口腔インプラント科病院員勤務。翌年、大阪市内の医療法人にて8年間勤務。2022年7月より本町ノーブル歯科 矯正歯科開業。
保有資格
・ 美容師免許
・ 日本顎咬合学会認定医
・ インビザラインドクター
年間130日以上学会やスタディーグループに参加し、現在は若手の歯科医師を自身のスタディーグループで指導。ほとんどの難症例を治療することができます。
院外ではプライベートのSNSで国民に向けて歯に関する情報を発信し続けており、遠方からのご来院もいただいております。
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