神経を残す治療

歯髄温存療法

  • 当院では、歯の歯髄(神経)をなるべく取らずに治療する「歯髄温存治療」を行っております。
    虫歯が歯髄まで進行した場合、通常では歯髄を取り除く処置が必要です。しかし、歯髄には歯に栄養を送り込む役割があるため、取り除くことで歯への栄養の供給が低下し、歯がもろくなってしまいます。
    そのほか、歯髄には食べ物や飲み物の温度を感じるセンサー的な役割や、歯の象牙質の形成、細菌感染による炎症反応に対する免疫機構としての役割もあります。歯髄を温存することで、歯の根の先の病変や歯の破折などのリスクが少なくなります。

神経を残した時の生存率

神経を取ると歯の寿命は圧倒的に短くなります

  • 歯の神経を
    残すことのメリット

    むし歯も歯周病もない歯の

    50年後生存率99.5%

    神経を取った歯

    10年後生存率92%
  • 部位別、神経を取った歯の
    失うリスク

    神経のない前歯は

    神経のある前歯に比べて 1.8倍失いやすいです

    神経のない奥歯は

    神経のある奥歯に比べて 7.4倍失いやすいです

神経を取ることのデメリット

歯を失いたくなければ、歯の神経はなるべく残した方がいいです。
ではなぜ神経を失うと歯を失いやすくなるのでしょうか?理由は3つあります。

    1. CAUSE01
      神経を取る際、歯の真ん中を大きく削らないといけないので、歯が脆くなります。
    2. CAUSE02
      最終的に被せ物にする際、歯の外側を削らないといけませんので①同様歯が脆くなります。
    3. CAUSE03
      神経を取る治療は、神経の他にも歯に栄養を送っている血管も同時に取ってしまいます。
      そのため歯に栄養が行き届かなくなり、経年的に歯が脆くなってしまいます。
  • 歯髄温存療法を行うことで治療後の歯の健康に寄与し、
    歯の寿命をできるだけ延ばすことができます。

  • 歯の神経を残したいあなたへ

    あなたのその歯の神経残せるかもしれませんのであきらめないでください!

    歯医者に行って何の説明もなく神経を取られた経験はないでしょうか?
    実はそういった歯の神経の多くは正確な検査と、治療で残せる可能性があった神経です。

  • 当院では歯髄温存療法という治療を行っています

    人の歯は、歯髄(しずい)の有無によって寿命が大きく左右されます。
    そのため、歯の神経はできるだけ抜かずに残すべきだと当院は考えています。当院ではそんな歯の神経を残すための「歯髄温存療法」にも力を入れ、患者様のお口の健康と歯を守っています。

当院の歯髄温存療法の特徴

  • マイクロスコープによる
    精密な治療

    肉眼の何十倍にも視野を拡大してくれるため、患部の状態を詳細に把握するのに適しています。歯の治療では、お口の中という狭い空間を観察しなければならないため、肉眼では限界があります。そこで、マイクロスコープを活用することで、虫歯になっている箇所をより詳細に観察できるようにしています。

  • マイクロスコープ(手術用顕微鏡)の20倍の世界

    マイクロスコープを使えばこんなに拡大して歯が見えます。

    YouTubeでは他にも歯に役立つ情報を配信してます

    YouTubeで見る
  • MTAセメントによる保護

    MTAセメントは高い殺菌効果を持つ充填剤で、これを利用すれば、患部を無菌化しながら神経を残した状態の歯に詰め物をすることができます。さらに、歯の再石灰化を促し、歯が持つ再生力を利用して自己修復する効果が期待できます。

  • 歯髄温存療法の流れ

    1. Step01むし歯の確認

      問診及びレントゲンでむし歯の範囲を確認します。 主にむし歯がどのくらいの範囲に存在しているかを確認します。 またそもそも神経が死んでしまっている場合、レントゲンで根っこの先が黒く写ります(根尖病変)。そういったことがないかも確認します。

      • ①歯の真ん中の黒い部分が神経です
        ②むし歯
        ③神経とむし歯が近接していることが分かります

      • このように根の先が黒くなってしまっている症例では神経は死んでしまっているので、治療の対象外です。

    2. Step02歯髄生活検査

      神経が生きているかどうか、歯に弱い刺激を与えることで神経の生活度を確認します。

    3. Step03マイクロスコープを使用してむし歯を除去

      むし歯をマイクロスコープを覗きながら20倍の拡大下で取り除いていきます。

      • 術前

      • むし歯がでてきました

      • かなり大きなむし歯です

      • 神経がでてきました

      • 菌の消毒をします

      • 神経は生きていました

    4. Step04MTAセメントで封鎖

      神経の露出部分をMTAセメントで封鎖します。

    5. Step05仮蓋

      仮蓋をして1日目終了です。

    6. Step06修復治療

      3日以上様子を見て、問題がなければ最終的な修復治療を行います。

  • 歯髄温存療法を行うメリット・デメリット

    • Merit

      • 歯の神経を残すことができる
      • 歯を削る量が最小限にすることができる
      • 歯の寿命を長くすることができる
    • Demerit

      • 痛みがでる可能性がある
      • 10%位の確率で神経が保存できない可能性がある
      • お薬が高価なので自費診療になる
  • 料金(税込) 55,000円
    治療期間 3日
    来院回数 2回
  • どうしても治療が怖い方へ

    当院では麻酔の専門医による鎮静下で治療できますので半分眠っている状態で治療ができます。
    カウンセリング時にしっかりお話をさせていただきますので、ご希望の方はお気軽にご相談ください。

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