ダイレクトボンディング「すきっ歯を治したい。」（大阪府・16歳・女性）

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    Before

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    After

• 症例情報

  症状	上の歯の真ん中のすきっ歯（正中離開）を治療したい。学校でイベントがあるのでそれまでに短期間で治療したい。
  年齢・性別	16歳・女性
  治療期間	1日
  治療方法	ダイレクトボンディング（白い樹脂）
  費用	5.5万円×2歯＝11万円
  デメリット・注意点	白い樹脂が経年的に劣化、変色する可能性がある。硬過ぎる物（氷、ナッツ類）を食べるとダイレクトボンディング（白い樹脂）の部分が割れる可能性があります。

• お悩み内容

  上の歯の真ん中のすきっ歯を治療したい。学校でイベントがあるのでそれまでに短期間で治療したい。

  カウンセリング・診断結果

  前から1番目と2番目の歯が小さい事によってすきっ歯になっている状態でした。特に前から2番目の歯は矮小歯（わいしょうし）と呼ばれる特に小さい歯でした。

  行ったご提案・治療内容

  治療方針は2つあり
  ①歯が小さいのでダイレクトボンディングと呼ばれる白い樹脂を使って歯を大きくする方法
  メリット：比較的安価、短期間で治療が終わる
  デメリット：白い樹脂が経年的に劣化、変色する可能性がある

  ②矯正治療（前から2番目の歯は小さすぎるのでダイレクトボンディングが必要）
  メリット：全体的に歯並びを治すことができる
  デメリット：比較的高価、時間がかかる、保定装置（矯正の後戻りを防ぐ装置）が必要

  患者様は真ん中のすきっ歯である正中離開（せいちゅうりかい）のみが気になっており①番の治療方法であるダイレクトボンディングによる治療を希望されました。

  また真ん中のすきっ歯を治療したあとに気になれば、前から2番目の歯の矮小歯も治療する事になりました。

   

  

  ダイレクトボンディングで治療するにあたり、まず色の分析を行いました。白色は200色あると言われています。その中からあなたにぴったりの白を一眼レフカメラとパソコンを使い分析して、色のレシピを作ります。

   

  

  次に理想的な形を歯科技工士さんに作って頂きます。

   

  

  理想的な形をそのまま再現できるようにパテと呼ばれる特殊な道具を作製し、理想的な形に歯が治療できるようにします。

  

  歯に色が馴染むように丁寧に白い樹脂を詰めていきます。

  術後の経過・現在のご様子

  

  どこを治療したか分からないほど綺麗にすきっ歯を治すことができました。患者様にも受付で「この前歯凄く気に入っています！ありがとうございます！」と言って頂けました。後日前から2番目の歯を治療するか伺ったところ今の結果に満足しておりそのままにする事にしました。

  この治療のリスク

  白い樹脂が経年的に劣化、変色する可能性がある。硬過ぎる物（氷、ナッツ類）を食べるとダイレクトボンディング（白い樹脂）の部分が割れる可能性があります。

  動画での症例はこちら

   

   

  

  すきっ歯は矯正でも治療する事ができます。歯並びや現在の歯の状態により治療方法は変わります。どの治療方法が最適か気になりましたら、是非ご相談ください。

   

  • 交通事故で折れた前歯をセラミッククラウンとダイレクトボンディングで治療した症例はこちら

   

  監修者情報

  

  谷口　貴一　本町ノーブル歯科 矯正歯科　院長

  2013年に大阪歯科大学を卒業後、兵庫県の医療法人の矯正・小児歯科クリニックと大阪歯科大学口腔インプラント科で臨床研修修了。その後1年間大阪歯科大学口腔インプラント科病院員勤務。翌年、大阪市内の医療法人にて8年間勤務。2022年7月より本町ノーブル歯科 矯正歯科開業。

  保有資格
  ・ 美容師免許
  ・ 日本顎咬合学会認定医
  ・ インビザラインドクター

  年間130日以上学会やスタディーグループに参加し、現在は若手の歯科医師を自身のスタディーグループで指導。ほとんどの難症例を治療することができます。
  院外ではプライベートのSNSで国民に向けて歯に関する情報を発信し続けており、遠方からのご来院もいただいております。

  詳しい院長紹介はコチラ

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