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歯周ポケット検査って?実際に何をしているの?

こんにちは。本町ノーブル歯科 矯正歯科です。
今回は、歯周ポケット検査についてお話したいと思います。

歯科医院で定期検診に行った際に「歯周ポケット検査」という言葉や「323…」などの数値を歯科衛生士が言っているのを耳にする方もいらっしゃると思います。
しかし、よく耳にする一方で一体何をされているの?と思われた方も多いかと思います。

実際にどの部分をどのように検査しているのか、検査によって何がわかるのか解説いたします。
 

*歯周ポケット検査とは?何をしているの?

はじめに、歯周ポケットとは歯と歯茎の間にある溝(歯肉溝)を指します。
そのため、歯周ポケット検査では、歯と歯茎の間にある溝(歯肉溝)をプローブという専用の器具を使用して計測しています。
チクチクした感覚や歯茎の状態により、じんわり出血することはりますが、基本的に大きな痛みを伴う検査ではありません。
また、歯周ポケット検査を行った際に歯の揺れを一緒に確認することがほとんどです。
 

 

*歯周ポケット検査でわかること

歯周ポケット検査では、歯周病の進行状態であったり、歯茎の炎症状態、その他、触知で根っこの部分に沈着している歯石の有無もわかります。
歯周ポケットは、㎜単位で計測していきます。
「323」→「3㎜・2㎜・3㎜」ということです。
そにため、歯周病の進行度は大まかに次のように分類することが出来ます。

1〜3㎜:健全
3〜4㎜:軽度
5〜6㎜:中等度
7㎜以上:重度

また、進行がみられる部位や炎症がある部位は出血を伴います。
 

*歯周ポケット検査の重要性

歯周ポケット検査は、お口の中の管理や状態を把握する上でとても重要な資料です。
治療やクリーニング前後での比較。
メインテナンスに移行するか否か、再発はしていないかなど様々な比較・診断に用いられます。また、歯茎の中の溝がどれだけ深いのか分からなければ、歯茎に埋まった根っこの部分の処置は危険で行えませんよね。
歯周ポケット検査をしっかりと行わないと診えてこないものが沢山あるのです。
 

 
定期検診やメインテナンス時、「歯石取りだけでいいのに・・・」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、この記事を読んで歯周ポケット検査の重要性を少でもご理解いただけたら幸いです。
 

*さいごに

当院では、検査をとても重要視しており、歯周ポケット検査についても定期的に行なっております。
歯茎の状態が気になる方、クリーニングご希望の方ご気軽にご予約・ご相談下さい。
検査結果についてもしっかりとご説明させていただきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。
 

 

監修者情報

谷口 貴一 本町ノーブル歯科 矯正歯科 院長

2013年に大阪歯科大学を卒業後、兵庫県の医療法人の矯正・小児歯科クリニックと大阪歯科大学口腔インプラント科で臨床研修修了。その後1年間大阪歯科大学口腔インプラント科病院員勤務。翌年、大阪市内の医療法人にて8年間勤務。2022年7月より本町ノーブル歯科 矯正歯科開業。

保有資格
・ 美容師免許
日本顎咬合学会認定医
インビザラインドクター

年間130日以上学会やスタディーグループに参加し、現在は若手の歯科医師を自身のスタディーグループで指導。ほとんどの難症例を治療することができます。
院外ではプライベートのSNSで国民に向けて歯に関する情報を発信し続けており、遠方からのご来院もいただいております。

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