インビザライン記録ブログNo.5
こんにちは。本町ノーブル歯科 矯正歯科 歯科衛生士の末田です。
前回の投稿から約1ヶ月が過ぎようとしています。
アタッチメントを設置し、本格的に歯を動かしていくステージに突入したので、順調に進んでいる報告ができたらと思っていたのですが、本日は残念なお知らせになってしまいます…。
*現在の口腔内写真
9枚目に突入し、歯の動きが出てきたな〜と本人は納得していたのですが、写真を撮ってくれた衛生士さんが気づいてくれました…
「末田さん、マウスピース浮いてませんか…?」
私は想像もしていなかったので、え?と一瞬戸惑ってしまったのですが、撮影した写真をよく見返すと…
アンフィットが起きてしまっていました(泣)(泣)(泣)
あんなに加速装置使っていたのに…(※加速装置は当てれば当てるほど、矯正速度が上がるものではありません。)
と思いながら振り返ると、私は歯のガタガタが少ないので、比較的マウスピースは楽に入るので、
チューイを噛まなくてもフィットしていると思い込んでおりました。
夜以外の時はチューイを噛まずに今までは装着してもアンフィットが起きていなかったので、チューイの存在を甘く考えておりました。
また、マウスピースがフィットしていないという認識が無く、浮いていると全然気づいておりませんでした。
実際は10枚目のマウスピースに突入をしていたのですが、マウスピースのアンフィットがどこから起きているかを確認するとなんと7枚目(アタッチメントをつけたマウスピース)まで戻ることが決まりました。
加速装置があることに甘えて、チューイを怠った結果が今回のアンフィットにつながったと感じています。
実際の9枚目だと、こくらいまで動く予定でした。
下の犬歯が全然動いていないことがわかるかと思います。
*対応法
しかし、このまま嘆いていてもだめなので、7枚目からのスタートになるのですが、ここで注意点があるのでいくつか紹介します。
今回私の場合はマウスピースのフィットがすんなりいきましたが、実際には前歯ははまるけど他の歯がはまらないなどが起きる可能性があります。その場合には、とても面倒になるのですが、10枚目から2〜3日ごとに9枚目、8枚目と元に戻していき、7枚目を再度使っていく方法です。
時間はかかりますが、再度マウスピースを作り変え(再印象)になると時間もかかってしまうので、長いようですが1番負担の少ない方法です。
しかし、今回のように数枚の変化ならまだしも、途中から全然はまっていない(歯が動いていない)状態で進んでしまっていた場合には、この方法が難しい場合もあります。
その際は再度お口の中をチェックし、マウスピースの作り変えをする可能性が高いので、必ず歯科医院に相談するようにしましょう。
*さいごに
インビザラインの装着時間に気をとられていましたが、装着時間が守れていてもきちんとフィットした状態でないときちんと動かないことを身をもって体験しました。
アンフィットかどうかのチェックも感覚だけでなく目視でチェックしながら再度進めていきたいと思います!
当院のインビザライン矯正について
症例紹介
インビザライン「出ている歯が反対側の歯に当たるのが気になる」(本町・25歳・男性)