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無理なダイエットで歯が溶ける!?予防する3つの基本!

こんにちは。本町ノーブル歯科 矯正歯科です。

今回は、無理なダイエットによって起こりうるお口への悪影響についてお話しさせていただきたいと思います。どうしても、理想の体型を目指し、無理なダイエットを行いがちですが、いくら綺麗になってもお口の状態が悪いと魅力が半減します。健康的でちょうどいい、適度な意識を思っていただきためにもぜひ、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
 

*ダイエットとお口の関係

 

無理なダイエットにより、摂食障害になられている方が多いのはご存じでしょうか?その数は、女性の10人に1人といわれています。主に、拒食症と過食症がありいずれも精神疾患の一つです。
拒食症は食事を拒む。過食症は、大量の食事を摂取する。
この疾患に共通する代表的な行為は、嘔吐です。これにより、胃酸が逆流しお口の中が強い酸性の状態になります。それにより歯が溶け出すのです。これを、酸蝕症といいます。無理なダイエットにより摂食障害に陥った方は、歯がボロボロになっているまたは、なるリスクが高いと言えます。
 

*酸蝕症とは

酸蝕症とは、酸性の食べ物や飲み物、そして胃液によって歯が溶かされてしまう病気です。むし歯も酸蝕症と同様に歯を溶かす病気ですが、むし歯と酸蝕症では原因が異なります。むし歯は、ミュータンス菌という細菌が悪影響を及ぼし、細菌が糖を餌にし酸を産生することで歯を溶かしていきますが、酸蝕症の場合は、細菌の関与がありません。ただ、歯を溶かしボロボロにしていくことに相違はありません。
 

 

*酸蝕症を防ぐ3つの基本

 

①ダラダラ食べ、ダラダラ飲みをしない
②食べたらすぐ歯磨きはNG
③フッ化物を応用する

 

酸蝕症を防ぐには、お口の中のphを中性に保たなくてはいけません。食事をしたり飲み物を飲んだりすると一時的にphは酸性に傾きます。しかし、唾液の緩衝能により30分も経てばphは中性に自然と戻ります。しかし、ずっと食べたり飲んだりしていたり、過度なダイエットをするあまり嘔吐してお口が常に胃酸に侵されている状態であると、ずっと酸性の状態になりどんどん歯を溶かしていきます。そのため、バランスの良い食事をとり、適量を摂取したらお口のケアを行うことが大切です。また、酸と聞くと酸っぱいものを想像しがちですが、炭酸飲料にも酸が含まれているため、普段から炭酸飲料を頻回摂取される方は注意して下さい。
 

*さいごに

今回は、無理なダイエットにより歯が溶けるというお話をさせていただきました。スタイルが良くなりたいというだけでなく、生活習慣病で悩まれている方が多い中、ダイエットを頑張っておられる方は多いかと思います。しかし、体調を崩したり歯がボロボロになっては本当の意味の自己管理にはなっていません。何でも、程よくが行うことがよく無理は禁物です。もし、今少しでも心当たりがある方は、今一度ご自身の食生活等を見直し、少しずつ意識を変えていきましょう。
ご不明点やお悩み等がございましたら、当院へご相談下さい。
 

 
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監修者情報

谷口 貴一 本町ノーブル歯科 矯正歯科 院長

2013年に大阪歯科大学を卒業後、兵庫県の医療法人の矯正・小児歯科クリニックと大阪歯科大学口腔インプラント科で臨床研修修了。その後1年間大阪歯科大学口腔インプラント科病院員勤務。翌年、大阪市内の医療法人にて8年間勤務。2022年7月より本町ノーブル歯科 矯正歯科開業。

保有資格
・ 美容師免許
日本顎咬合学会認定医
インビザラインドクター

年間130日以上学会やスタディーグループに参加し、現在は若手の歯科医師を自身のスタディーグループで指導。ほとんどの難症例を治療することができます。
院外ではプライベートのSNSで国民に向けて歯に関する情報を発信し続けており、遠方からのご来院もいただいております。

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