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あなたは大丈夫?歯ぎしり、くいしばりについて

 
こんにちは。本町ノーブル歯科 矯正歯科です。

みなさんは歯ぎしりや食いしばりをしていますか?そう問われてすぐに答えられるほど自覚症状があるかたもいらっしゃいますが、多くはご家族からの指摘など無自覚な場合も多く見うけられます。

歯ぎしりや食いしばりの原因の多くはストレスからと言われていますが、歯と歯が長く接触した状態を続けているとどのようなことが起こるのか、原因や対処法についてご紹介します。
 

*歯ぎしり、食いしばりの原因 3選

 

 

原因1:ストレス

多くの原因は日中のストレスを発散するために、歯ぎしりや食いしばりをしていると言われています。日中のストレスを軽減することで緩和する場合があります。

原因2:習慣(重いものを持つ、スポーツ選手、力仕事など)

日常的に重いものを持ち上げるときや瞬発的な力を込めるスポーツ選手など、力を使う時に人間は無意識に噛むようにできています。

原因3:噛み合わせが悪い

噛み合わせが悪いことで歯と歯が接触しやすくなっている場合があります。
また、歯ぎしりをした時にうまく力の分散ができないためにトラブルも出やすいと言われています。
 

*歯ぎしり、食いしばりが原因で起こるトラブル 4選

原因1:くさび状欠損(知覚過敏)

くさび状欠損とは、歯が揺さぶられる時に歯と歯茎の境目に力が集中することで歯が欠けて少しずつ欠けてしまうことをいいます。その結果、歯の象牙質という内部がむき出しになることで、冷たいものなどの刺激に対して過敏になってしまいます。

原因2:顎関節症

就寝時の歯ぎしりや食いしばりは、体重の約2〜3倍の力がかかると言われており、歯だけでなく顎関節や咀嚼筋にも大きな負担をかけてしまいます。
顎が痛い、口を開けた時に音がする・痛みがある、口を大きく開けられないなどの症状がでます。

原因3:虫歯・歯周病が進行する

歯に力がかかることでクラックと言われるヒビが入ってしまいます。そうするとその隙間から虫歯菌が入ってしまい、中で虫歯が進行してしまう場合があります。
また、歯を支えている骨に大きな力がかかることで骨の吸収スピードが上がってしまいます。結果歯周病の信仰を早めてしまう可能性があります。

原因4:詰め物が取れる

力がかかることで詰め物と歯の間に隙間ができ、詰め物を付けていた接着剤が徐々に溶け出してしまうことがあります。その結果接着力が弱くなり、詰め物の脱離が起きやすくなります。
 

*予防方法

 
歯ぎしりや食いしばりが良く無いこととわかっていても、実際にはなかなかコントロールが難しいものです。
歯ぎしりや食いしばりが原因で起こるt
 

予防法1:ナイトガードを使用する

一般的な治療法として、就寝時に装着するマウスピース(ナイトガード)を作製し、歯のすり減りの予防や歯や顎にかかる負担の軽減を行います。歯科医院にて健康保険の範囲で作製可能です。

予防法2:歯と歯が当たっている瞬間がないか意識する

日中に出来る予防法として、歯と歯が当たっていないかを意識することが大切です。
歯ぎしりや食いしばりは何かに集中している時や考え事などをしている瞬間にも起きやすいため、気づいたタイミングで歯を離す意識を持ちましょう。

予防法3:熟睡できる環境を作る

睡眠の質が悪いと歯ぎしりや食いしばりが起きやすいと言われています。
枕の高さや室温などの環境を整え、寝やすい環境を意識しましょう。

予防法4:ストレスを減らす

日中のストレスが多いと、就寝時に歯ぎしりや食いしばりをする頻度が上がります。
スポーツや読書など、日中にストレスを軽減することで質の良い睡眠に繋がります。
 

*さいごに

本日は歯のトラブルとも関係の深い、歯ぎしり・食いしばりについて解説させていただきました。
お口のトラブルは日常生活の影響を受けやすいため、日頃から予防を心がけ大きなトラブルが出ないようにしていきましょう。

当院には日本顎咬合学会の認定歯科医師・歯科衛生士が在籍しています。
噛み合わせについて気になることや心配ごとがありましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
 

 
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監修者情報

谷口 貴一 本町ノーブル歯科 矯正歯科 院長

2013年に大阪歯科大学を卒業後、兵庫県の医療法人の矯正・小児歯科クリニックと大阪歯科大学口腔インプラント科で臨床研修修了。その後1年間大阪歯科大学口腔インプラント科病院員勤務。翌年、大阪市内の医療法人にて8年間勤務。2022年7月より本町ノーブル歯科 矯正歯科開業。

保有資格
・ 美容師免許
日本顎咬合学会認定医
インビザラインドクター

年間130日以上学会やスタディーグループに参加し、現在は若手の歯科医師を自身のスタディーグループで指導。ほとんどの難症例を治療することができます。
院外ではプライベートのSNSで国民に向けて歯に関する情報を発信し続けており、遠方からのご来院もいただいております。

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