小児矯正歯科

歯並びは“今”が大切。お子さまの未来の笑顔を守る小児矯正

お子さまの歯並び、気になっていませんか?
歯並びは骨格と同じように遺伝の影響を受けることがありますが、実は生活習慣や無意識のクセによっても大きく左右されます。
小児期から矯正治療を始める最大のメリットは、「成長の力を活かして理想的なかみ合わせや顎の発育を導けること」です。
大阪市西区本町、阿波座の「本町ノーブル歯科 矯正歯科」では、総合歯科クリニックとして、矯正治療だけでなく、むし歯・歯周病・口腔衛生など幅広いお口の問題に対応しています。お子さまのお口の状態を総合的に診ながら、必要があれば先にむし歯治療や口腔ケアを行い、ベストなタイミングと方法で矯正治療をスタートできます。これは、矯正専門クリニックにはない、総合歯科ならではの安心感です。「矯正した方がいいのか迷っている」そんな時も、ぜひお気軽にご相談ください。

小児矯正は4歳から(受け口は3歳から)

まだ永久歯が生えそろっていない成長期に行う歯並びの治療を「小児矯正」といいます。
あごの発育を活かしながら、上下のあごのバランスを整えたり、将来歯がきれいに並ぶスペースを確保したりするために、あごを広げるなどの調整を行います。
お子様のうちに矯正治療を受けず、成長が終わってから治療を始めると、歯を並べるスペースに限りが出てしまい、抜歯や外科的処置が必要になることもあります。
そうした負担を減らすためにも、あごの骨がやわらかく、骨格の調整がしやすい時期に矯正をスタートするのが理想的です。成長段階でバランスを整えておくことで、将来的に自然で美しい横顔や口元を保ちやすくなり、見た目にもよい影響が期待できます。

混合歯列では、どちらの歯並びが良いでしょうか?

正解はBのすきっ歯。永久歯がきれいに並ぶにはある程度のスペースが必要になります。

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    乳歯はすきっ歯の方が良い

    乳歯の段階で歯並びがきれいに見えても、永久歯は乳歯より大きいため、将来的にスペースが足りなくなる可能性があります。そのような場合には、「拡大床」などによって顎のスペースを広げる治療が必要になることがあります。

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    口呼吸をすると面長になる!?

    顎が小さい・歯並びが悪い・鼻づまりなどが原因で口呼吸が習慣になると、顔の筋肉や骨格の発達にも影響を与え、顔つきが面長になることがあります。
    子どもの頃の習慣が一生の顔を決めます。

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    最近の子どもに多い歯並びの問題

    現代の子どもは栄養状態が良く歯が大きくなりがちですが、柔らかいものを好んで食べる傾向があり、その結果、顎の発達が不十分になります。歯と顎のバランスが崩れることで、歯がきれいに並ばなくなることがあります。

5歳から8歳のお子様の歯並びをチェック

これらの歯並びはお子様の成長とともに良くなることはなく、むしろ悪化していきます。
そのため、小児矯正が必要となります。

  • 出っ歯

    上の前歯が下の前歯よりも前に出すぎている状態です。出っ歯とも呼ばれています。唇が閉じにくいため、口呼吸になりやすく、口腔乾燥症を引き起こすリスクがあります。

  • 反対咬合(受け口)

    下の歯が上の歯よりも前に出ており、受け口とも呼ばれています。本来の正しい咬み合わせの位置が逆転し、食べ物を咬みにくく、滑舌が悪くなりやすい状態です。早急に矯正をすることをお勧めします。

  • 開咬(かいこう)

    奥歯が咬み合っていても、上下の前歯が咬み合わずに隙間ができてしまう状態です。これにより、奥歯に過度な負担がかかり、将来的に悪くなりやすくなります。また、食べ物を前歯で咬み切るのが難しく、発音にも影響が出ることがあります。

  • 叢生(そうせい)

    叢生とは、でこぼこした歯並びのことです。歯ブラシの毛先が届きにくいため、磨き残しも増えやすく、虫歯や歯周病、口臭などの原因にもなりやすい症例です。

当院の小児矯正

マイオブレース

対象年齢

3~9歳頃。特に5~8歳の間は永久歯が生えそろっていない時期であり、治療効果が出やすいとされています。あごの骨がやわらかいうちに始めることで、より高い効果が期待できるため、できるだけ早い段階での治療開始をおすすめします。

方法・目的・効果

マイオブレースとは、マウスピース型の矯正装置です。装置を日中2時間と寝る時だけ使います。 学校に装置を持って行く必要もありませんし、痛みがほとんどないのでお子様が痛みで嫌になることもありません。
主に、舌の位置や口呼吸といった間違った口腔習癖を改善し、歯列のアーチを広げながら、自然な力で歯やあごの位置を整えていきます。
お子様の年齢や歯並びの状態に合わせて、複数の装置を使い分けることもあります。
マイオブレースを使用すれば顎の成長も歯並びの改善に使うことができます。

  • Merit

    • 違和感がほぼなく、比較的痛みが少ない
    • 就寝時と日中2時間だけの装着で、学校生活に影響なく治療が可能
    • 抜歯が不要
    • 口呼吸を改善し、正しい呼吸・咀嚼・嚥下を身につけることで、歯並びだけでなく全身の健康にも良い影響が期待できる
  • Demerit

    • 症状によっては使用できない場合がある
    • 装着やトレーニングを怠ると、効果が出にくくなる可能性がある
    • 効果を得るには継続が大切なため、保護者のサポートでお子様のやる気を支えることが重要

プレオルソ

対象年齢

3歳〜9歳頃。顎や口周りの筋肉が発育段階にある小児。

方法・目的・効果

マウスピース型の矯正装置で、乳歯の時期にプレオルソを装着することで、あごの成長をうまく利用し、永久歯がきれいに並ぶスペースを確保していきます。
永久歯が正しい位置に生えてくるように誘導することが目的です。
使用方法は、就寝時と日中の2時間程度装着するだけ。さらに、お口まわりの筋肉を鍛えるトレーニングも並行して行い、歯並びが乱れる原因となる口呼吸や舌の位置のクセも改善していきます。プレオルソは上下が一体になった設計で、上下の歯をまとめて覆う構造です。そのため、軽度の出っ歯や受け口などであれば、装置のみで効率的に改善できることもあります。

  • Merit

    • お口周りの筋肉を鍛える装置のため、歯を動かすときのような痛みがない
    • 就寝時と日中2時間だけの装着で、学校生活に影響なく治療が可能
    • 土台を整えることで、将来の矯正期間を短縮できる場合がある
    • 抜歯が不要
  • Demerit

    • 症状によっては使用できない場合がある
    • 歯を動かして歯並びや噛み合わせを整えることはできない
    • 規定の装着時間を守らないと、期待した効果が出にくくなる

インビザラインファースト

対象年齢

6~10歳頃。乳歯から永久歯へ歯の生え変わりが進む時期。

方法・目的・効果

「インビザラインファースト」は、お子様向けに開発されたマウスピース型の矯正装置です。透明に近い素材でできており、装着していてもほとんど目立ちません。1日20時間以上の装着が必要で、1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換しながら、少しずつ歯並びを整えていきます。取り外しが可能なため、食事や歯みがきの際は外すことができ、矯正治療中のストレスが少ないのが大きな特徴です。また、歯並びを整えるだけでなく、これから生えてくる永久歯のためのスペースをあごの成長に合わせて確保できるという利点もあります。見た目を気にせず始められる、目立ちにくく快適な矯正治療の選択肢です。

  • Merit

    • 透明マウスピースなので、目立たない矯正ができる
    • 取り外し式の装置の為、歯みがきや食事は普段どおりにでき、むし歯リスクを抑え、清潔に管理できる
    • マウスピースは薄く滑らかで、スポーツや楽器演奏中も快適。転倒や衝突時のケガの心配もない
  • Demerit

    • 1日の装着時間は20時間で、食事と歯磨き以外は常に装着が必要ですが、環境によってはストレスを感じることもある
    • 規定の装着時間を守らないと、期待した効果が出にくくなる
    • マウスピースは自分で取り外せる反面、誤った装着の仕方をすることで、破損することがあるため、扱い方には注意が必要となる

拡大床

対象年齢

5〜9歳歳頃、あごの発育が進み、歯の生え変わりが続く時期。

方法・目的・効果

拡大床は、歯を外側へ少しずつ移動させて、歯がきれいに並ぶスペースをつくるための装置です。主に、歯のがたつき(叢生)や出っ歯(上顎前突)などの歯列不正の治療に使用されます。見た目は入れ歯に似た形をしていて、取り外し可能なタイプの装置です。これを装着して、少しずつ頬側へ歯を広げていきます。特にあごの骨がやわらかく、成長中のお子様に適しており、あごの発育を促すことで、歯並びやかみ合わせのバランスを整える効果が期待できます。早い段階で使用することで、将来的に抜歯を避けられる可能性も高くなります。

  • Merit

    • 歯を抜かずに歯の並ぶスペースを作ることができる
    • 成長期は歯や顎が柔らかく、拡大床による矯正が進みやすいため、治療期間が短縮されることがある
  • Demerit

    • 装着初期や調整後に違和感や痛みを感じることがあり、一部の子供にとってストレスとなるため、事前に痛みや対処法を伝えておくことが大切となる

MFT(口腔筋機能療法)とは?

MFT(口腔筋機能療法)とは、歯並びに影響を与える口まわりの筋肉(舌・唇・頬など)のバランスを整え、正しい機能を身につけるためのトレーニングです。
私たちのお口のまわりには、外側に唇や頬、内側には舌があります。
たとえば、普段からお口がぽかんと開いていたり、舌が前に出ているクセがあったりすると、こうした筋肉の力が歯に不自然な圧力をかけ、歯並びを乱す原因になります。
また、矯正治療によって歯をきれいに並べたとしても、舌や唇の使い方が正しくないままだと、せっかく整えた歯並びが少しずつ元の状態に戻ってしまうこともあります。
MFTは、こうした再発を防ぎ、より安定した治療結果を得るために行う大切なトレーニングです。

小児矯正 料金表

1期治療(2年間まで) 最大で385,000円
1装置 55,000円

小児矯正の症例紹介

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お子さまの矯正治療について詳しく知りたい方へ

「うちの子の歯並びは矯正が必要?」「いつから始めればいいの?」など、保護者の方にはたくさんの不安や疑問があると思います。
当院では、まず丁寧なカウンセリングを行い、お子さまの成長や歯の状態に合わせた治療方針をご説明させていただきます。
しっかりご理解・ご納得いただいた上で治療を進めてまいりますので、ご安心ください。
無料相談も行っておりますので、お気軽にご相談ください。

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