大人の乳歯・先天性欠如歯の原因と治療方法|永久歯がない場合の最適な対処法とは
大人になっても乳歯が残っているのはなぜ?
「大人になっても乳歯が抜けない」「乳歯のままで心配」そんなお悩みを抱えている方は、先天性欠如歯の可能性があります。
先天性欠如歯とは、生まれつき永久歯が1本以上存在しない状態のこと。日本人の約10%に見られ、特に前歯や小臼歯に多く発生します。永久歯がないために乳歯が抜けずに残り、大人になっても機能を果たしているケースが少なくありません。
大人の乳歯を放置するとどうなる?
一見すると問題なさそうな大人の乳歯ですが、永久歯に比べて歯根が短く、耐久性が低いため、将来的に以下のようなリスクが高まります:
- 歯がグラグラしてくる
- 咬み合わせが悪くなる
- 歯が突然抜けてしまう
- 周囲の歯並びに影響が出る
- 顎の骨が痩せる
このようなトラブルを未然に防ぐためには、早期の診断と適切な治療が重要です。
【治療法1】乳歯の保存

乳歯が安定しており、虫歯や歯周病がない場合は、定期的なチェックのもとで乳歯を保存する選択肢もあります。保存期間中は、咬み合わせの調整やクリーニングを継続して行い、長持ちさせるように努めます。
【治療法2】ブリッジによる補綴(ほてつ)

欠損部分の両隣に健康な歯がある場合は、ブリッジ治療が選ばれることがあります。人工歯を固定し、見た目と咬み合わせを回復しますが、隣の健康な歯を削る必要があるため、事前の十分な検討が必要です。
【治療法3】インプラント治療|見た目・機能ともに自然

近年では、インプラントによる治療が非常に効果的とされています。乳歯が抜けた後の顎の骨に、人工歯根(インプラント)を埋め込み、見た目や咬み心地を天然歯に近い状態で再現します。
インプラントのメリット:
- 周囲の歯に負担をかけない
- 見た目が自然で美しい
- 長期的に安定する
- 咬む力がしっかり回復する
顎の骨の成長が完了している20代以上の方に特におすすめです。
【治療法4】部分入れ歯(義歯)

複数の乳歯が残っている場合や、他の治療が難しいケースでは、部分入れ歯による補綴も選択肢になります。取り外し可能な装置で、咬む機能を補いますが、違和感や手入れの手間が課題になることもあります。
【治療法5】矯正治療|歯並びや咬み合わせの調整も重要

大人の乳歯や先天性欠如歯があることで、歯並びや咬み合わせが乱れている場合には、矯正治療が有効です。
欠損部位を閉じたり、インプラントやブリッジ治療のためのスペースを整えたりする目的で、矯正治療を行うことがあります。
矯正治療のメリット:
- 歯列を整えることで見た目が改善する
- 咬み合わせを正しくし、顎関節への負担を軽減
- 将来的な補綴治療(インプラント・ブリッジ)を計画的に進められる
- 歯磨きがしやすくなり、虫歯・歯周病の予防にもつながる
当院では、必要に応じて矯正専門医と連携しながら、欠如歯を含む全体のバランスを考えた治療計画を立案いたします。
当院の特徴|精密な検査と個別対応で安心治療
当院では、以下のような体制で「大人の乳歯」や「先天性欠如歯」の診断・治療を行っています。
- CT撮影による正確な診断
- 患者様の年齢・骨格・生活スタイルに合わせた治療計画
- インプラント、矯正治療対応
- 将来的なリスクまで考慮した長期的視点でのご提案
よくあるご質問(FAQ)
Q. 乳歯が抜けそうですが放置しても大丈夫ですか?
A. 自然に抜けることもありますが、その後の治療計画が必要です。放置すると周囲の歯並びや咬み合わせに悪影響を及ぼす可能性があります。
Q. 乳歯が1本だけ残っています。治療すべきですか?
A. 残っている乳歯の状態や周囲の歯とのバランスにより判断します。定期検査を受けたうえで、将来的な治療の準備をおすすめします。
大人の乳歯・先天性欠如歯は早めの相談を
「乳歯が抜けないまま大人になった」「永久歯が生えてこない」などの症状がある場合、放置せずに早めのご相談をおすすめします。状態に応じて最適な治療法をご提案いたしますので、まずはお気軽にご予約ください。
無料相談及び精密検査ご希望の方はお電話もしくはホームページよりご予約ください。
透明のマウスピース矯正(インビザライン)についてはコチラ
ワイヤー矯正についてはコチラ
監修者情報

谷口 貴一 本町ノーブル歯科 矯正歯科 院長
2013年に大阪歯科大学を卒業後、兵庫県の医療法人の矯正・小児歯科クリニックと大阪歯科大学口腔インプラント科で臨床研修修了。その後1年間大阪歯科大学口腔インプラント科病院員勤務。翌年、大阪市内の医療法人にて8年間勤務。2022年7月より本町ノーブル歯科 矯正歯科開業。
保有資格
・ 美容師免許
・ 日本顎咬合学会認定医
・ インビザラインドクター
年間130日以上学会やスタディーグループに参加し、現在は若手の歯科医師を自身のスタディーグループで指導。ほとんどの難症例を治療することができます。
院外ではプライベートのSNSで国民に向けて歯に関する情報を発信し続けており、遠方からのご来院もいただいております。
詳しい院長紹介はコチラ



