こんにちは。本町ノーブル歯科 矯正歯科です。
今回は、当院で取り扱いのあるフッ素についてお話しさせていただきたいと思います。むし歯にならないように予防をしていきたい方は、ぜひ最後まで読んで下さい。
 

＊フッ素とは

　
フッ素には、エナメル質の修復促進・歯質の強化・むし歯菌抑制効果など、むし歯の発生を防ぐ効果があり、予防に有効な成分として注目されています。
 
では、フッ素はどのように働くのか？
 

 

・エナメル質の修復を促進

酸により歯から溶け出したリンを補うこと（再石灰化）を促進します。
 

・歯質の強化

歯の表面を覆うエナメル質を酸に溶けにくい性質に変え、むし歯への抵抗力を高めます。
 

・菌の働きを弱める

むし歯を引き起こす細菌の働きを弱め、酸が作られるのを抑制します。
 
また、フッ素はお口の中に停滞する時間が長いほど効果的と言われています。そのため、フッ素を使用する際は、適量を守り、歯磨き粉を使用する場合には、少なめのお水で軽く１回すすぐ程度にすると良いです。
 
※クリニカHPより
 

＊当院で販売しているフッ素配合のケアグッズ

　

★Check Up

・歯磨き粉

 
フッ素がお口のすみずみまで広がりやすいソフトペーストのため、歯や歯茎にやさしい低研磨性です。また、泡立ちが少なく、やさしい香味なので、少量の水ですすげます。普段使いに適したペーストです。
 
効果的な使用方法
①歯ブラシと同じ長さにCheck Upペーストをのせる
②お口の中をしっかりとブラッシングする
③ブラッシング後は、軽く吐き出し洗口は１回だけ
 

 
 

・洗口液

 
手軽なため、ご家庭でのフッ素洗口の習慣化が行いやすい商品です。毎日の洗口に適したフッ素濃度450ppmで、計量キャップ付きなので患者様に合わせて希釈して使うこともできます。さわやかなシトラスベルガモット香味で、刺激を抑えたマイルドな使用感です。
 
効果的な洗口方法
①洗口前に、歯を磨くかお水でお口をすすいで下さい。
②洗口液がお口全体に行き渡るように約30秒間ブクブクうがいをします。
※この時、洗口液は一度でお口に含むようにしましょう。含みきれずに計量カップに残った液は、捨てて下さい。先にお口に含んだ洗口液を誤って飲み込まないようにするためです。下を向き加減でうがいをすると、飲み込みづらくなります。
③洗口後は、お口の洗口液を十分に吐き出して下さい。
その後、お口は水ですすがず、1〜２回唾液を吐き出して下さい。
 

＊さいごに

今回は、フッ素についてお話しさせていただきました。フッ素は、むし歯予防を行う上でとても手軽で取り入れやすいと思います。最近は、市販でもいろいろな商品が販売されていると思いますが、いろいろありすぎてお悩みの方も多くいらっしゃると思います。そんな方は、ぜひ当院でご相談下さい。患者様お一人おひとりに合った、お口のケアグッズやむし歯予防の方法などを歯科衛生士が丁寧にご説明させていただきます。
 
当院では、定期検診やクリーニングも徹底して行い一生美味しくお食事ができるお口の環境づくりのサポートをさせていただいております。お悩みやご不明点がございましたら、お気軽にご相談下さい。
 

 
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監修者情報

谷口　貴一　本町ノーブル歯科 矯正歯科　院長

2013年に大阪歯科大学を卒業後、兵庫県の医療法人の矯正・小児歯科クリニックと大阪歯科大学口腔インプラント科で臨床研修修了。その後1年間大阪歯科大学口腔インプラント科病院員勤務。翌年、大阪市内の医療法人にて8年間勤務。2022年7月より本町ノーブル歯科 矯正歯科開業。

保有資格
・ 美容師免許
・ 日本顎咬合学会認定医
・ インビザラインドクター

年間130日以上学会やスタディーグループに参加し、現在は若手の歯科医師を自身のスタディーグループで指導。ほとんどの難症例を治療することができます。
院外ではプライベートのSNSで国民に向けて歯に関する情報を発信し続けており、遠方からのご来院もいただいております。

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