矯正治療後の歯ぐき下がりに対する施術『CTG』について解説
矯正治療後の歯ぐき下がりに対する施術『CTG』について解説!!

皆様、このようなお悩みはないでしょうか?
矯正治療後に歯ぐきが下がり、見た目が気になる…。
そんなお悩みに「CTG(歯肉結合組織移植術)」という歯ぐきの厚みを増やし、歯根を保護する施術があります。
「矯正治療が終わって歯並びはきれいになったけれど、歯が長く見えるようになった気がする…」
「歯ぐきが下がって、冷たいものがしみるようになった。」
このようなお悩みを抱えて来院される方は少なくありません。
今回は、矯正治療後の歯肉退縮(歯ぐき下がり)に対する治療法の一つであるCTG(歯肉結合組織移植術)についてご紹介します。
なぜ矯正治療後に歯ぐきが下がることがあるの?

矯正治療では歯を少しずつ移動させて理想的な歯並びを目指します。
しかし、歯の移動量や歯槽骨の厚み、歯ぐきの状態によっては、歯ぐきが薄くなったり、歯肉退縮が起こったりすることがあります。
特に次のような方は注意が必要です。
●歯ぐきがもともと薄い方
●唇側へ大きく歯を移動した方(特に非抜歯矯正は注意が必要です)
●強いブラッシングを続けている方
●歯ぎしりや食いしばりがある方
歯ぐきが下がると、見た目だけでなく知覚過敏や将来的な歯周トラブルや
歯ブラシで磨きにくくなるため虫歯につながることもあります。
CTG(歯肉結合組織移植術)とは?

CTG(Connective Tissue Graft)は、上あごの内側(口蓋)から結合組織を採取し、歯ぐきが下がった部分へ移植する歯周形成外科治療です。
約1ヶ月程で治癒します。術後は通常通りの生活を送ることができます。
歯ぐきの厚みを増やし、歯根を保護することで、審美性と機能性の改善を目指します。
CTGのメリット
●歯ぐきに厚みを与えられる
●歯根の露出を改善できる可能性がある
●知覚過敏の軽減が期待できる
●歯ぐきのラインが整い、自然な見た目になりやすい
●将来的な歯肉退縮の進行予防にもつながる
CTGのデメリット
・痛みを伴う
・費用がかかる
・術式が難しく治療できる歯科医院が少ない
・たまに移植した歯ぐきが壊死することがある
・禁煙が必要
CTGはどんな人におすすめ?
次のような方はCTGが適応になる可能性があります。
●矯正後の歯ぐき下がりが気になる方
●前歯の見た目を改善したい方
●歯が長く見えることが気になる方
●冷たいものがしみる方
●インプラントやセラミック治療前に歯ぐきの環境を整えたい方
ただし、すべての症例でCTGが適応となるわけではありません。歯槽骨の状態や歯肉退縮の程度によっては、他の治療法をご提案する場合もあります。
治療前の診査・診断がとても重要です。また、CTGは高い技術を要する歯周外科治療です。
当院では、歯ぐきの厚みや歯槽骨の状態、歯並び、噛み合わせなどを総合的に診査し、一人ひとりに適した治療計画をご提案しています。
まずはお気軽にご相談ください。
歯ぐき下がりは自然に治ることは基本的にはなく、放置するとほとんどの症例で悪化します。しかしCTG(歯肉結合組織移植術)によって改善が期待できるケースがあります。
「歯ぐきが下がって気になる」「前歯の見た目をもっときれいにしたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
患者様のより健康で美しい口元を目指すお手伝いをいたします。
監修者情報

谷口 貴一 本町ノーブル歯科 矯正歯科 院長
2013年に大阪歯科大学を卒業後、兵庫県の医療法人の矯正・小児歯科クリニックと大阪歯科大学口腔インプラント科で臨床研修修了。その後1年間大阪歯科大学口腔インプラント科病院員勤務。翌年、大阪市内の医療法人にて8年間勤務。2022年7月より本町ノーブル歯科 矯正歯科開業。
保有資格
・ 美容師免許
・ 日本顎咬合学会認定医
・ 日本でたった27人のインビザライン グローバルギャラリードクター
年間130日以上学会やスタディーグループに参加し、現在は若手の歯科医師を自身のスタディーグループで指導。ほとんどの難症例を治療することができます。
院外ではプライベートのSNSで国民に向けて歯に関する情報を発信し続けており、遠方からのご来院もいただいております。


