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食いしばりや歯ぎしりがあるとインプラントはできない?リスクと対処方法を解説!

歯ぎしりや食いしばりがある患者様は、当院にも多くいらっしゃいます。歯ぎしりや食いしばりがあると、症状がない患者様に比べ歯が削れたり脆くなりやすく、関係がなさそうに感じるかもしれませんが、歯周病を進行させる原因ともなります。本記事では、そのような症状をお持ちの方が、インプラント治療ができるのか、またどのように対処すれば良いのかについてご紹介させていただきます。少しでも参考にしていただけると嬉しいです。

*歯ぎしりや食いしばりがあるとインプラント治療はできない?

歯ぎしりや食いしばりがあるとインプラントを入れることは出来ないのかについてですが、
結論からお伝えすると”出来ます”!
しかし、歯ぎしりや食いしばりがある方とない方とでは、やはり予後の状態に違いが出てきます。

*歯ぎしりや食いしばりがある場合のリスク2つ!

リスク1:上部構造の破損

インプラントに被せる最終的な被せ物(上部構造)が破損してしまう恐れがある。
インプラントの上部構造は、セラミック素材が多いです。セラミックは、硬い素材で出来ていますが、脆いという特徴もあります。そのため、強い力が加わると破損してしまう恐れがあるのです。

リスク2:インプラント周囲炎を発症する可能性がある

インプラント周囲炎は、周辺歯茎に炎症が起きるだけでなく、歯を支える骨を溶かす病気です。最悪の場合、せっかく埋入したインプラントがグラグラ揺れたり、自然に抜け落ちたりしてしまいます。

*対処方法2つ

対処法1:ナイトガードを使用する

ナイトガードは、歯を守るために装着するマウスピースです。その名の通り、夜に装着するのが一般的です。ナイトガードを装着することで、歯のすり減りを防いだり、歯や顎にかかる負担を軽減することが出来ます。そのため、インプラント治療をされている方で歯ぎしりや食いしばりが強い方は、ナイトガードを使用することにより、強い力からインプラントを守ることが出来ます。

対処法2:矯正治療で歯並びや咬み合わせを改善する

生まれつき歯並びや咬み合わせの影響で歯や顎にダメージが加わりやすい場合には、矯正治療をして改善していくという方法もあります。しかし、ケースによってはかえって大掛かりになってしまうため、気になる方は歯科医師に相談することをおすすめします。

*さいごに

今回は、歯ぎしりや食いしばりが強くてもインプラントを入れることはできるのかについてお伝えさせていただきました。本記事が、少しでも皆様のお役に立てたら幸いです。

当院では、インプラント無料相談を行なっております。インプラントでお悩みの方は、ぜひ一度当院へご相談ください。
 

当院のインプラント治療について


 

症例紹介

セラミック・インプラント治療『銀歯をしっかり治したい。』(淀川区・47歳・女性)

インプラント治療「被せ物が外れ、歯がなくなってしまった」(淀屋橋・45歳・女性)

セラミック、インプラント治療「咬むと歯が痛い、銀歯を治したい」(本町・50代女性)

 

監修者情報

谷口 貴一 本町ノーブル歯科 矯正歯科 院長

2013年に大阪歯科大学を卒業後、兵庫県の医療法人の矯正・小児歯科クリニックと大阪歯科大学口腔インプラント科で臨床研修修了。その後1年間大阪歯科大学口腔インプラント科病院員勤務。翌年、大阪市内の医療法人にて8年間勤務。2022年7月より本町ノーブル歯科 矯正歯科開業。

保有資格
・ 美容師免許
日本顎咬合学会認定医
インビザラインドクター

年間130日以上学会やスタディーグループに参加し、現在は若手の歯科医師を自身のスタディーグループで指導。ほとんどの難症例を治療することができます。
院外ではプライベートのSNSで国民に向けて歯に関する情報を発信し続けており、遠方からのご来院もいただいております。

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