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インビザライン矯正中、歯が動かない原因はなに?

 
こんにちは。本町ノーブル歯科 矯正歯科です。

インビザライン矯正中に気になる歯の動きについてですが、痛みの少ない矯正治療ということもあり、実際に動いているのかすぐにわからないことがあります。

本日はインビザライン矯正中におこりうる、歯が動かない原因とその対処法についてお伝えします。
 

 

*歯が動かない原因

インビザライン矯正では、1枚のマウスピースで約0.25mm移動します。そのため、マウスピースを装着し始めてから、2ヶ月〜3ヶ月は歯の動きがわからないという方もいらっしゃいます。
しかし、実際に計画通りに動いていない場合や後戻りを起こしている可能性もあるため、歯が動かない原因について解説していきます。
 

①マウスピースの装着時間が短い

マウスピース矯正は着脱可能な装置で治療を行うため、取り外しが自由に行うことができ食事の制限がないというメリットがありますが、その分自由に外せるがゆえに自身で食事やホームケアの時間のコントロールが必要になります。

インビザライン治療に遅れが出る多くのケースが、装着時間が短くなってしまうことで起きるため原則22時間の装着時間を守れるように工夫が必要です。
 

②マウスピースが浮いてしまっている

マウスピースの装着の際、しっかりとはまっていない場合、適切な矯正圧がかからず動きが遅くなってしまう場合があります。
装着の際、指ではめるだけだと浮いてしまう場合があるため、チューイという補助道具を使用し、奥までマウスピースが装着できていることを確認しましょう。

詳しい使用方法はコチラから
 

③アタッチメントが取れている

インビザライン矯正では、歯を動かすためにアタッチメントという歯の表面に樹脂の突起を付けます。
しかし、歯の表面と同じ色でなおかつ小さいために外れていることに気づきにくいため、注意が必要です。

装着した時にマウスピースの突起と同じ場所にアタッチメントがあるか、定期的に確認をしていきましょう。
また、外れた場合には必ず歯科医院に相談する必要があります。
 

④アンキローシスを起こしている

アンキローシスは歯と骨の間に存在しているはずの歯根膜(しこんまく)がなく、歯の根っこと骨(歯槽骨)が直接、結合している状態をいいます。
原因としては、歯根膜が損傷したことで起こることがほとんどで、歯が抜けた(脱臼した)など大掛かりなことだけでなく、軽くぶつけたなどでも部分的なアンキローシスを起こしてしまう場合があります。
 

 
この場合には事前の検査では把握することが難しく、矯正がスタートしてから発覚することがほとんどのようです。
この場合、治療計画が大きく変わる可能性があるため、歯科医院に相談するようにしましょう。
 

*さいごに

本日はインビザライン矯正中に起こりうる、歯が動かない原因と対策についてお話ししました。
インビザライン矯正の成功の鍵を握る装着時間以外にも、マウスピースの浮きやアタッチメント、アンキローシスなど様々な原因が考えられるため、マウスピースがはまりにくいなどのトラブルがある場合には、早めに歯科医院へ相談しましょう。
 

 
当院はインビザライン矯正をはじめ、ワイヤー矯正などの矯正治療を行なっております。
虫歯や歯周病の治療やホワイトニングなど幅広いニーズに対応できますので、ご不明点などありましたらお気軽にご相談くださいませ。

 
 

当院のインビザライン矯正について


 


 

症例紹介

インビザライン「出ている歯が反対側の歯に当たるのが気になる」(本町・25歳・男性)

矯正治療「マウスピースで目立たず歯並びを治したい」(大阪市中央区本町・30代・女性)

歯並び矯正「ガタガタですきっ歯の歯を目立たず治したい」(神戸・10代男性)

 

監修者情報

谷口 貴一 本町ノーブル歯科 矯正歯科 院長

2013年に大阪歯科大学を卒業後、兵庫県の医療法人の矯正・小児歯科クリニックと大阪歯科大学口腔インプラント科で臨床研修修了。その後1年間大阪歯科大学口腔インプラント科病院員勤務。翌年、大阪市内の医療法人にて8年間勤務。2022年7月より本町ノーブル歯科 矯正歯科開業。

保有資格
・ 美容師免許
日本顎咬合学会認定医
インビザラインドクター

年間130日以上学会やスタディーグループに参加し、現在は若手の歯科医師を自身のスタディーグループで指導。ほとんどの難症例を治療することができます。
院外ではプライベートのSNSで国民に向けて歯に関する情報を発信し続けており、遠方からのご来院もいただいております。

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