ガミースマイルボトックス

ガミースマイル・ボトックスの施術

ボトックスとは、ボツリヌス菌という細菌から抽出された、たんぱく質を使用した薬剤です。
ボツリヌス菌は毒性が強いですが、無毒化された成分を使用しますので安全に使用できます。
ガミースマイルは上唇挙筋と上唇尾翼挙上筋という笑った時に上唇を挙上させる筋肉が関与しています。
緊張している筋肉にボトックスを注入することによって筋肉をリラックスさせ、上唇を挙がりにくくし、一過性ではありますがガミースマイルを改善させます。施術時間は5〜10分程度で終わり、ダウンタイムはほとんどありません。
顔面の筋肉の解剖図。上唇鼻翼挙筋と上唇挙筋が赤丸で強調されている。 頭蓋骨の前面図で、左側に上唇挙筋、右側に上唇鼻翼挙筋の位置を示す解剖図。2つの図を並べて比較している。

ガミースマイル・ボトックスの効果・持続時間

筋肉が原因でガミースマイルになっている場合、ボトックスを注入することで筋肉の緊張がリラックス状態になり、ガミースマイルを解消することができます。
施術時間は5〜10分程で、効果は1週間後くらいからあらわれ、効果の持続期間は3〜6ヶ月程度で、その期間が過ぎると徐々に効果が薄れ、元に戻っていきます。
定期的にボトックスを注入することで、効果の持続期間が長くなり、以前よりガミースマイルが改善されることが期待できます。

注意事項

ボトックス注入後、当日は高温の入浴やサウナ、激しい運動はお控えください。タンパク質でできているボトックスの主成分が熱によって変質したり、不活性化する性質を持っているのでボトックスの効果を低下させてしまいます。そのほか、飲酒もお控えください。アルコールには血管を拡張させるので血流が良くなり、ボトックスの定着を妨げることにつながります。
ボトックス注入時の使用する注射針は極細のものなので刺入点も分からないほどですが、場合によって皮膚に内出血を伴うことがあります。

妊娠、授乳中の方

ボトックスは妊娠中の胎児への安全性が100%保証されていないため妊娠中の方は避けておいた方がよいです。
妊娠というと「女性」と思われるかと思いますが、男性も同じく避妊を推奨されています。
避妊の期間ですが、女性は最終投与後2回の月経がくるまで、男性は最終投与後3ヶ月以上と言われています。
理論的には、ボトックスは胎盤を通過することはできないとされているためボトックスを投与しても胎児には届かないとされていますが、確証がないため、女性はもちろん男性も妊娠の可能性がある場合は避けておくのがよいです。

当院で使用する
ボトックスの種類について

当院で使用するボトックスの種類は韓国製のNABOTAというボツリヌストキシンです。
NABOTAは韓国最大の医薬品メーカーであるデウン製薬が製造したボツリヌストキシンで、韓国製の製剤の中で唯一アメリカのFDA(食品医薬品)、韓国のKFDA(食品医薬品安全庁)の認可を受けており、安全性と品質が認められています。
これまでアメリカのFDAに認可を受けているボツリヌストキシン製剤は、アラガン社のもののみでしたが、この韓国製のNABOTAも認可され、さらに大韓民国新薬輸出賞「技術輸出賞」を受賞しました。
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